健康的な生活を送る上で睡眠はとても重要です。理想的な睡眠時間は年齢によっても異なりますが、一般的には7~8時間とされています。

睡眠時間が不足すると集中力や記憶力が低下するだけでなく、さまざまな病気のリスクになります。
免疫力低下による感染症やがん、糖尿病、心臓病、認知症、肥満、うつ病など、ほとんどの主要な病気は睡眠不足によってリスクが上がります。
その結果、睡眠時間が6時間以下の人は7~8時間の人に比べて死亡率が2.4倍高くなるという報告もあります(J Epidemiol.2004 Jul;14(4):124-8)。
しかし必要な睡眠時間には個人差があり、世の中には6時間以下の睡眠でも集中力や健康に問題を生じないショートスリーパーの人も存在しています。
歴史上の人物ではナポレオンが有名ですが、その他にもエジソンやレオナルド・ダ・ヴィンチがショートスリーパーだったとされています。

このショートスリーパーには遺伝子が影響していることが最近明らかとなっており、DEC2やADRB1という遺伝子に変異があるとショートスリーパーになることが報告されています。
しかしこうした本物のショートスリーパーはほんのわずかで、一般の人は睡眠を削っても仕事のパフォーマンスが落ちたり、健康を害する結果となってしまいます。
仕事で成功している人は必ずしもショートスリーパーが多いわけではなく、アマゾンのジェフ・ベゾスやグーグルのエリック・シュミットは8時間睡眠をとっているそうです。スポーツ選手も長時間睡眠の人が多く、ドジャースの大谷翔平選手も最低8時間半は寝ていると話しています。
十分な睡眠をとって健康やパフォーマンスを維持するように心がけましょう。睡眠について気になることがあればお気軽にご相談ください。