カフェインの効果には個人差がありますが、約6時間は影響が残るので、夕方以降のコーヒーや紅茶は避けたほうが無難です。
そこで今回は夕方以降におすすめの飲み物3選を紹介します。
カモミールティー
カモミールは地中海沿岸原産の植物で、アロマテラピーやハーブティーとして利用されています。
カモミールティーにはリラックス効果があり、不安やうつに対する効果も期待できます。
医学的な研究も行われていて、睡眠の質を改善させることが最近のメタ解析（複数の研究をまとめた解析）で報告されています。
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/31006899/
１日の活動を終えた後の飲み物としておすすめです。
ホットココア
ココアは食物繊維やポリフェノールが豊富で、現代人に不足しやすい鉄や亜鉛も含まれています。
血圧を下げる効果もあり、心臓病や脳卒中の予防効果も期待できます。
ココアに含まれるテオブロミンは自律神経を整える作用があり安眠につながります。
注意が必要なのは、市販のココアは砂糖がたくさん添加されている商品が多いことです。
砂糖の添加されていない純ココアを牛乳に溶かして飲むのがおすすめです（甘みが欲しい人はハチミツを少量加えましょう）。
カフェインレスコーヒー
コーヒーにはカフェインが含まれているとはいえ、そのリラックス効果は大きいものがあります。
そこで夕方以降はカフェインを除去したカフェインレスコーヒーで一服するのがおすすめです。
コーヒーが健康に良いことは、たくさんの医学論文が証明しています。
糖尿病や心臓病、脳卒中を減らし、死亡率を低下させることが明らかになっています（さらには大腸がんや肝臓がんを減らすことも報告されています）。
一日2～4杯を目安に積極的に飲むことをおすすめしています。
安眠につながる夜の飲み物３つを紹介しました。睡眠は医学的にとても大切です。今回の話が参考になれば幸いです。
いずれの飲み物も飲みすぎて夜間頻尿にならないようには注意してください。