あらい内科クリニックでは以下のワクチン接種にも対応しております。ワクチンの確保が必要なためあらかじめ電話にてお問い合わせください。
肺炎球菌ワクチン（ニューモバックス）
肺炎の主な原因である肺炎球菌による感染や重症化を予防するワクチンです。
65歳の方は定期接種を2000円で接種することができます（誕生月の前月に吹田市からはがきが送付されます）。
65歳以外の方は任意接種で8000円の費用で接種を行います。
接種歴がある場合でも数年で免疫が低下してくるため、5年ごとの接種が推奨されています。
子宮頸がんワクチン（HPVワクチン）
ヒトパピローマウイルス（HPV）の感染を防ぎ子宮頸がんを予防するためのワクチンです。当院では新しく開発されたシルガードを採用しています。
従来のサーバリックスは2つ、ガーダシルは4つの型のウイルスにしか対応していませんが、シルガードは9つの型に対応しており現在最も多く接種されています。
12～16歳の方は定期接種の対象で、無料で受けることができます。中学1年の5月ごろに予診票が送付されます。
現在17～27歳（H9.4.2～H20.4.1生まれ）の方はキャッチアップ接種を無料で受けることができますが、令和7年3月31日で終了予定です（その後は自費での接種となります）。
MRワクチン（はしか、風疹）、B型肝炎ワクチン
妊娠を希望する女性やその配偶者、同居者は大阪府から補助7000円が交付されます。まずは血液検査を行い抗体価を確認します。抗体価（HI法）が16倍以下の方が接種の対象となります。
S37.4.2～S54.4.1生まれの男性は無料で受けることができます（自治体からクーポン券が送付されます）。血液検査を行って抗体価（HI法）が8倍以下の場合に接種の対象となります。
はしか（麻疹）の抗体検査やワクチン接種は公費負担の対象外です。
自費の抗体検査は風疹抗体4000円、麻疹抗体4000円、風疹・麻疹抗体7000円、風疹・麻疹・ムンプス・水痘帯状疱疹抗体 11000円です。
MRワクチン接種は自費で10000円、B型肝炎ワクチンは6000円です。
帯状疱疹ワクチン（シングリックス）
ヘルペスウイルスが引き起こす帯状疱疹を予防するワクチンです。50歳以上の方を対象に2か月間隔で2回接種を行います。
臨床研究では97.2%と高い予防効果が確認され、10年以上効果が持続することが報告されています。
公費の補助はなく、自費で22000円×2回の費用が必要です。